Amazon SageMakerのノートブックにJupyterLabへのリンクが出来てたので、Tryしてみた

Amazon SageMakerのノートブックにJupyterLabへのリンクが出来てたので、Tryしてみた

Clock Icon2018.09.23

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Amazon SageMakerのノートブックインスタンスを立ち上げることで、Jupyter Notebookを利用することが出来ます。Jupyter Notebookを開いているとTry JupyterLab(beta)というボタンが右上に表示されていること *1に気づいたので、Tryしてみました。

JupyterLabの開き方

Amazon SageMakerでノートブックインスタンスを立ち上げて、開きます。

ノートブックを開くと右上にTry JupyterLab(beta)というボタンがあるので、そこを押すことでJupyterLabを開くことが出来ます。

Tryしてみた

テーマの変更

JupyterLabではテーマを変えて、暗くすることも出来ます。何気に嬉しい機能です。

ダークテーマはこんな感じです。

ノートブックを開く

左上の+ボタンを押すことで、ノートブックやコンソール、ターミナルを選択する画面を開きます。

各カーネルが並んでいるので、開きたいのカーネルを選択します。 今回はconda_python2のノートブックを選択します。 ここからコンソールやターミナル等も開くことが出来ます。

これでノートブックを開くことが出来ました。

タブ

ノートブックやターミナルをタブに開くことも出来ます。 Jupyter Notebookではブラウザのタブでノートブックを切り替える必要がありましたが、JupyterLabではその必要がなくなります。便利です。

キーマップの変更

テキストエディタ(ノートブックではなく、.pyファイルなどを編集するエディタ)におけるキーマップを変更することが出来ます。

その他

JupyterLabには他にもコンソールやインスペクター、CSVビューなど様々な機能があります。詳細についてはJupyterLabのドキュメントをご参照ください。

さいごに

Amazon SageMakerのノートブックインスタンスでJupyterLabを利用する方法について紹介しました。

JupyterLabを使うことでより快適なデータ探索や実験、開発を行うことができるように思われます。しかしながら執筆時点では、Amazon SageMakerのノートブックインスタンスのデフォルトで利用できるJupyterLabは、ベータバージョンのものです *2。利用する際にはその点を頭に入れておきたいところです。

最後までお読みいただき、ありがとうございましたー!

参考

脚注

  1. 正確な日時は分かりませんが、amazon-sagemaker-examplesのissueによるとどうやら9/17にはJupyterLabへのリンクが表示されていたようです。また、4/13にはURLを変更することでJupyterLabが利用できるようになっていたようです。
  2. JupyterLab自体はベータバージョンを脱したリリースが既にあります。(JupyterLab Changelog — JupyterLab 0.18.4 documentation

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